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九心会
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     25〜26日土、日は森林公園、川越、今週4日間静岡と東京を離れ、
    ブログ更新はすっかりご無沙汰。
     
     土、日は、実は大學時代弓道部のOB会だった。「九心会」というのは、
    当時部員だった9人から卒業時私が付けた会名。入学当時古い大學だけ、
    本部とは離れた農学部に弓道場はあったが、部では勿論なく2〜3人が
    引くだけの同好会に近いものだった。
     そこで高校時代弓道部にいた私ともう一人、それに先輩を引込み遠い
    農学部の弓道場でなく、かつて米軍キャンプ地だった広い教養部に道場
    を作ろうと画策。
     当時の師範と全日本アマチュアテニス準優勝だった著名体育助教授を
    部長に担ぎ出し、学校の許可を取付け、敷地がいっぱいある教養部の隅
    に場所を確保。使われない小さいプレハブ小屋を半分に解体、トラック
    で予定地に運び、安土(矢を射込む土壁で、黒土・砂・おが屑を混ぜて
    作ったもの)を据付け、野外弓道場を作った。
    そして始めたものが現在の我が母校の弓道部だった。

     九心会の例会は、今は五世代の後輩役員を準メンバーに加え、年一回
    活躍する各地で開催、いつも数人が長い日本弓を持参、妙技を披露して
    いる。私はもう卒業以来引いていないので見て
    いるだけ、弓道場によっては時折私がしている武術、居合演武なども
    披露するが・・・。今年は11人と夫人7人が参加した。

     私の出身大學は国立大学なのだが、何度か全国大學選手権で優勝を
    しているし、九心会例会の世代は優秀で、同期に新潟県弓連会長、
    3年後輩が奈良弓県連会長を務めている。今回同期のS君、範士の称号
    を認められ、そのお祝いも兼ねて集まったものだった。
     この男が凄い。彼は60台に脳梗塞を患ったが、震える手足ながら
    頑張って引続け、会に参加する毎に弓技を披露してくれていた。
     ところが、今年始めガンが見つかり、生死の境を彷徨った。しかし、
    強靭な精神力と弓を引き続けてきた体力が彼を復活させ、車椅子生活
    にはなったが元気になって今回参加してくれたのだ。

     その彼に弓こそ引けなくなったが、今回過去の実績とその貢献度が
    認められ、範士の称号が贈られたのだ。死亡されてからの追認という
    ことは聞くけれども、その武道を演じられず現役ではなくなったにも
    拘らず、範士に推挙されたというのを私はほとんど聞いたことがない。
    全日本弓道連盟も粋なことをされるネ。
    ここでは写真を紹介できないのが残念だが、県連での受称祝いでは
    古式の衣冠束帯を身に纏った素晴しいものだった。

     こういう心意気を見聞きすると、武道って本当に良いものだナアと
    思う。皆さんそう思いませんか。
    | - | 10:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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