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真伝無外流居合兵道―塩川寶祥の武芸極意書
真伝無外流居合兵道―塩川寶祥の武芸極意書 (JUGEMレビュー »)
塩川 寶祥照成,岡崎 寶祥寛人,無外流居合道連盟
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大学武道部創部早や五十周年!
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      私は高校、大学と体育会の部活動は”弓道”でした。
    当時居合は従で細々とやってはいたが、本格的に続けた
    のは社会人になってから。それからは寸暇を惜み稽古を
    積み、今日に至っているのですが・・・
     今回は居合を離れて恐縮だが、大学部活動時代の弓道
    のことを書いてみたい。

     この7〜8日仙台で大学弓道部50周年記念”九心会”の
    集まりに参加してきた。
     同窓会と言っても部としての大学公認は”萩弓会”で、
    ”九心会”というのは、弓道部同期九人で卒業時作った
    仲間の会。それがほとんど毎年一回集まりを各地で開き、
    50周年記念会となったもの。

     私が入学直後入部した母校の弓道部はまだ「同好会」
    で、数人の先輩達が昭和30年から高校時代の継続で、
    戦前からあった農学部の古い道場で細々と続けていた。
     ところが、この道場が私が入学、入部した昭和34年
    の翌年位から取り壊され、他のものに敷地が転用される
    と聞いて、稽古出来なくなると騒ぎになった。

     
     当時同期入部者は最初3人、続いて一人二人と入って
    きたが、先輩は忙しい医学部四年生が二人、三年生が
    一人、教養部の二年生が二人、夫々ががばらばら?で弓
    を引いていたくらい。熱心なのは我々新人たち。夫々段
    は持っていたので稽古には自主でも不自由はなかったが、
    顧問の目黒利吉師範が見えると指導を受けていた。
    小柄で柔和なやさしく、丁寧な指導をして下さっていた。

     道場消滅と廃部の危機に瀕しこの師範に私たちが相談、
    当時小山又治助教授が大学側の部長で、この方はテニス
    が専門、日本選手権で2位か3位になった名選手だった。
    その知名度と積極的なお人柄から、新稽古場確保を大学
    側に交渉して頂くことにした。

     当時教養部は、川内という仙台市街青葉城近くの元駐
    留米軍の住宅地だった所に開発中で、広大な丘陵地に
    点在する白塗り壁のプレハブ住宅が点在し、中でも広い
    建物を教室として利用し始めていた。

     その中から2間半程の使用していない小屋の利用許可
    をいただき、私ともう一人の同期、教養部の先輩二人に
    小山部長と助手の5人で、調達してきたトラックに小屋
    を半分に解体、許可を得た広瀬川近くの崖地上の校地内
    の平らな一画に、2回に分けて運び込み、屋根を残した
    半分コの字形の外壁を建て、規定距離の18間に離して
    残り半分は屋根と床を活かし、射座を作った。

     次は矢止めの垜(あずち:安土)の制作。黒土と砂と
    おが屑を小山助教授の顔で調達していただき、規定配分
    に混ぜ合わせて前下がり三角に突き固めて自作した。
     そしてここで稽古を始めた。雨の日は片屋根オープン
    なので、雨が吹き込むから稽古は中止。ここでの稽古と、
    公式戦等に参加実績を作り、学校側に申告して遂に待望
    の”部”として承認された。

     この時、昨日の早朝2020年のオリンピックが東京
    に決まって、皆んなが抱き合ったようにはしなかったが、
    思わず万歳を叫んだ、今は懐かしい思い出である。
     その後入ってきた同期を入れて九人の内、7,8日は
    夫人連れ3人(いつからか忘れたが以前から夫人同伴は
    歓迎となっている)の6人が各地から集まった。

     今は無外流居合兵道が”命”となり、全く弓を引くこそ
    無くなってしまったが、正に自分達手作りの”創 部”と
    して今は懐かしい思い出となっている。

    | - | 09:20 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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