CALENDAR
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>
ARCHIVES
RECOMMEND
真伝無外流居合兵道―塩川寶祥の武芸極意書
真伝無外流居合兵道―塩川寶祥の武芸極意書 (JUGEMレビュー »)
塩川 寶祥照成,岡崎 寶祥寛人,無外流居合道連盟
MOBILE
qrcode
<< 武闘家?塩川宗家も恐れる?なぎなた術 | main | 小説の中の無外流と勝負合 >>
実戦に強い無外流へ発進!
0
      無外流は江戸時代大名家、旗本を始め門弟三千人を数えた程
    栄えたといわれる。 その人気の秘密は”実戦に強い無外流”と
    評判を取っていたからだという。
     
     無外流居合道連盟は、岡崎寛人師範が塩川寶祥第十五代宗家
    より第十六代を継承していたが、今回”神道夢想流杖道塩川派”
    第二代宗家を継承され、この13日福島で傘下各会合同稽古会の
    後、来賓もお招きし祝賀会を開きお披露目した。会は和やかな
    うちにも”岡崎新時代”へ意欲的に進む気運に溢れたものだった。

     塩川寶祥宗家は”昭和の剣豪武術家”としてご高齢になっても
    矍鑠としておられたが、昨年末下関で”糸東流空手塩川派”宗家
    を子息の尚成氏に”第二代”を伝承、多数来賓もお招きして盛大
    にお披露目を行ったが、今年米寿を迎えられることから、神道
    夢想流杖道塩川派宗家も岡崎寛人師範に伝承され、実質現役を
    退かれた。これで名実ともに”岡崎新時代”が到来する。

     その表れは、初日の合同稽古会開始に先立ち三十分にわたり
    新時代への抱負と方針を述べられたが、その筆頭が”実戦に強い
    無外流”を再現してゆくことで、実戦を意識した修練、そのため
    にも形稽古に終わらず、併伝武道(太刀打ち、神道夢想流杖道
    ・内田流短杖術・中和流短剣術・一心流鎖鎌術等)により一層
    指導に力を入れ、奨励強化してゆくというものだった。
    さらに”実戦に強い”を具現するために、居合でも剣道試合の様
    な”勝負合い”を取り入れることとなった。

     ”勝負合い”とは、剣道の防具等を身に着け、竹刀や袋竹刀で
    無外流の形をベースとした試合形式の勝負を行うもの。その表
    れとして居合道四段以上の昇段審査指定項目として取り入れる
    こととなった。
     
     
     勿論すぐ実施という訳にはゆかないので、猶予期間を置いて
    になるだろう。14日の審査会にも早々とその気運が表れ、八段
    以上5人の審査員による四段の審査には、形演武に加え無外流
    の”太刀打ち”の演武が初めて加えられ、審査判断も厳しいもの
    となった。
     
     

     次回からは”内田流短杖術”も加わるが、これに”勝負合い”も
    加わるとなると、四段以上の昇段受審希望者には日頃の稽古に
    併伝武道にも修練を磨かないと合格は難しいことになり、より
    一層厳しい稽古が必要となる。
     また、神道夢想流杖道の三段以上の審査項目に内田流短杖術、
    更に四段以上には中和流短剣術、六段からは神道流四通八通、
    一心流鎖鎌術の修得が義務づけられた。

     
     居合道にしても杖道にしても、四段以上は単なる趣味の武道
    として稽古を続けるだけでは高段位の取得は難しくなり、武芸
    百般と言わないまでも色々な併伝武道を修得しながら、本道を
    磨いて行くことが肝要と新方針は打ち出している。

     私が主宰している”心伝会”では、日頃の稽古の中に有段者に
    は無外流の太刀打ちは勿論、併伝武道の内田流短杖術を行い、
    昨年初からは中和流鉄扇・十手術を取り入れて来た。
    一昨年に遡ると合宿に限りだが”勝負合い”に準ずる剣道の防具
    を着け、竹刀か袋竹刀を用いて形稽古する方式を取入れている。
    これは”形”に現れる斬り、攻め、間合などを実戦的に理解させ
    るための稽古だったが、今日あるを予測していたわけではない
    ので、今後は新方針に則してカリキュラムを組み直し、稽古を
    実行してゆく必要性を感じた。

     近じか”実戦に強い無外流”と”勝負合い”についてもう少し書
    いてみようと思っている。 
    | - | 17:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
    コメント
    コメントする









    この記事のトラックバックURL
    http://blog.iai-mugairyu.com/trackback/1174823
    トラックバック