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世界柔道 危険な兆候?
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      8月21日付産経新聞一面のレギュラー四段抜きコラム
    (毎日著名人、有識者が書いている)に、私が”そうだ、ソウダ”
    と思う記事が掲載された。
     それが前回”師範徒然草”で取り上げたロンドン五輪がらみ
    の文で触れた”柔道競技”への危惧を裏打ちするものだった。

     記事を書いたのは、ワシントン駐在編集特別委員古森義久
    氏。タイトルは「あめりかノート:国際柔道の商業化を憂う」
     米国柔道連盟理事タッド・ノルス氏の話から記事にしたもの
    で、その内容を要約してみる。
     「国際柔道連盟がすべて主導して収入増目的とする商業化、
    興業化から、順位をつけた国際大会を頻繁に開催。選手たち
    に世界ランキングを付け、一定のランキングに入らないと国際
    大会やオリンピックさえ出られぬようにして出場を義務付け、
    テレビ放映料、スポンサー獲得、観客入場料の増大をはかり、
    上位入賞者には高額賞金を払い商業優先活動をしている」

     そのため選手たちはケガをしていても出場しなければならず、
    怪我の悪化、長期化、技の習熟、新技の開発さえままならず、
    技より力に頼る勝つための柔道に走る。
     まるで軍鶏の突っつきあいかボクシングのような組み手争い、
    グレコローマン・レスリングのような技の続出となり、柔道本来
    の魅力である豪快な一本による投げ技は影を潜め、自ら転が
    ってでも相手の背中を畳につけてポイントを上げようとする。
     果ては場外押し出し、反則ポイントの誘い込み、勝ち逃げ等
    姑息(こそく)な柔道となり、”柔よく剛を制す”という柔道はほど
    遠くなり、ロンドンで見た通りの面白くない柔道が蔓延すること
    になっている。

     今や残っている日本柔道の名残は、審判の”始め”、”技あり”
    ”一本”という言葉くらい? 
     興業用語も”〜大会”等の言葉は必要ないが、”グランプリ”、
    ”ポイント制”、”ワイルドカード”などなど外国で通用し易いから
    だろうが横文字が氾濫している。
     柔道を世界に広めるためだったかもしれないが、あまりにも
    国際化に迎合しすぎたため起こった弊害なんだろうか?
    日本柔道界も少し反省する必要があるかもしれないが・・・

     どうもこれらを主導しているのがルーマニア出身の国際柔連
    ビゼール会長で、自分の思うように連盟を動かすためにか側近
    はもちろん、各国理事達さえ意に従わない者は排除?してゆく
    やり方で反対勢力を徹底的に排除してきた。
     人格者でもちろん柔道世界一の実力者、世界の山下泰裕氏
    (国際柔連理事立候補)、日本柔道名伯楽佐藤宣践氏(アジア
    柔連会長立候補)も大差で追い落とされた。

     今や世界柔道界から日本は全く影が薄くなってしまい、世界
    をリードするどころか、違うスポーツへと突き進んでいるとしか
    思えない。私は右翼的考えなんだろうかネエ。
    佐藤宣践氏(東海大名誉教授)は警鐘を鳴らす。
    「このままだと、国際柔道はプロ化や商業化があまりに進み、
    日本人が育ててきた柔道は受け入れられない形になるでしょう」

     悲しいではありませんか?皆さん、なんとか有意の発言力が
    ある世界の柔道家を結束させて、この惨状を打開して魅力ある
    ”真の柔道”に引き戻すか。それとも、思い切って私が以前この
    ブログで書いた事がある”長年育んできた魅力ある柔道”へ向け
    ビゼール会長主導の国際柔連と袂を分かち、別派を立てても
    いいじゃないですか!?。剣道や空手だってオリンピック種目に
    入ってなくたって世界で立派に通用してるじゃないですか?
    柔道で日本がオリンピックに出られなくったていいと思うけどなア
     これって過激な考え方かなア
     
    | - | 08:26 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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