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真伝無外流居合兵道―塩川寶祥の武芸極意書
真伝無外流居合兵道―塩川寶祥の武芸極意書 (JUGEMレビュー »)
塩川 寶祥照成,岡崎 寶祥寛人,無外流居合道連盟
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武女ますます盛ん!?
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     昨22日(日)大田区総合体育館で行われた東京都杖道
    連盟の”花の江戸杖”大会を観戦してきた。
     連盟設立25周年記念大会と銘打つこの大会、17回目を
    迎ている。私も一昨年まで所属、杖を学び始めた所なので
    旧師、旧友もたくさんいて懐かしい。

     その上、下関から尊敬する岩目地光之師範が大会技術
    師範として招かれており、模範演武として無外流居合兵道、
    神道夢想流杖道、内田流短杖術も披露される予定だった。
     私でさえ(失礼!)先生の公式演武を拝見出来る滅多に
    ない機会だし、先生に所用もあるしお会いするのも重要な
    目的の一つだった。
     また他人の演武を見るのは大へん良い勉強になるので、
    心伝会のT、M両君を誘って行った。

     この大会で目立ったのは女性の活躍、優勝が参・四段の
    部、初・二段の部。準優勝が五・六段の部と段外の部、と
    と全階級で大活躍だった。
     間もなく始まるロンドン五輪では、なでしこジャパン、五輪
    二連覇中のレスリング吉田沙緒里、卓球の愛ちゃんなどの
    活躍が期待されているが、趣味の部門でも最近、”釣女”、
    ”山女”などでも女性の活躍が目立っている。
    「武道の世界」でも”武女”が多くなり、心伝会でも女性体験
    入門が増えているほど。女性は益々強くなってゆく(失礼)
     
     話は飛ぶが、大田区総合体育館は昔は古い大きなもの
    で、TV局にいた現役時代プロレス中継放送を担当していた
    若い頃、力道山やジャイアント馬場と鉄の爪フリック・ホン・
    エリックや銀髪鬼”かみつき魔”ブラッシー、覆面の魔王ザ・
    デストロイヤー、アブドラザ・ブッチャー等(古く過ぎてご存
    じない?)外人選手達との死闘をTV放送していた懐かしい
    場所だった。
     ところが、行ってみるとすっかりモダンな建物に変わって
    いてビックリした。しかも大会の行われている小体育館?の
    床は真新しく、使用2~3回目とあって絶対傷つけてはダメと
    いわれているらしい。

     杖道の試合では、杖で斬ってくる木刀を叩き落とす技が
    随所にあり、万が一杖を打ち損じたり、木刀とかが床に打ち
    落されると真新しい細かい板目の床を傷つけてしまう。
     普通、仕太刀は日頃同じ場所で稽古慣れしている仲間の
    上位者が仕太刀を務めるのが普通だが、今回は床を万が
    一にも傷つけると弁償とか二度と使わせないというので木刀
    をコントロールできる?4段以上に限定して行っていた。

     そのためか?力いっぱい杖を打つ選手は一人もいず、気
    声も心なしか弱く、少し迫力に欠ける気がしたが、逆に力み
    かえることなく全体に技が慎重で形がキチンとしていたよう
    に思うメリット?もあった。
     雑話はこの辺で止めて、岩目地先生の大会後の講評を
    技術的な参考になると思うので紹介しておこう。
     先生は二つ注意点を挙げられた。

     一つは、”切懸”(中段)で最後の極め技。
    打太刀の体側斜め後ろ下から仕杖は右膝を着いて打太刀
    の右脇下の急所を杖先で突き上げて極めるのだが、大半
    の人?が顔と肩の外側へ杖を流し、仕太刀を顔をずらして
    横目で見ていた。
     この技は 「杖を顔と肩を結ぶ上の線上に流し、その下
    から斜め上に打太刀を見上げることが大切」といわれた。
    <表現を判り易く書いたが、よくやる間違いの一つだ>

     もう一つは”晴眼”(中段)の極め技。
    最後の極めは鵜の首の形といわれる杖尻を両手を付けて
    握る特殊な握り方、で両腕と杖を精一杯伸ばし上から杖の
    重さを生かして勢いよく大きく落し、打太刀の天会(頭頂の
    急所)打つ技。

     多くの人が水月逆手突きの後、体前に密着させるように
    杖いっぱいに取りつつ立て、同時に一連の動きで左手の
    杖尻を仕太刀の頭上へ押上げつつ、右手は左手に引き
    下して、両手を鵜の首形にして杖先を勢いよく落として極
    めなければならないのに、二段モーションのように打って
    いる。(これでは杖の長さと重さを活かしつつ杖を落とす
    スピードで頭蓋骨を陥没させることが出来ない)

    <これも当事者、経験者には判る表現で簡略に話された
    が、私が判り易いように言い替えた、岩目地先生ゴメン
    ナサイ。但しこの技は相当稽古しないと杖をコントロール
    して止められず、本当に頭を打ってしまいかねない>

     表から中段へと技が進むにつれ、本当にその技の効果
    を理解し、利くように遣い、かつ武器をコントロール出来る
    ようになるためには、稽古、稽古、また稽古して、武器を
    意のままに操つれる筋力と手の内の締めが大切という訳
    ですネ。
    | - | 16:08 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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