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真伝無外流居合兵道―塩川寶祥の武芸極意書
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塩川 寶祥照成,岡崎 寶祥寛人,無外流居合道連盟
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この頃特に気になること
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     近年子供たちの体力不足が叫ばれている。
    受験勉強に追われ、外で遊ばなくなって体力ばかりか
    骨密度まで低くなり、体育の授業でさえ擦りむいたや
    捻挫ならまだしも、転んで骨折さえあるという話だ。
    文科省発表によると、子供の骨折は10年前の1.5倍に
    増えているという。

     そのせいではあるまいが昨年3月、学習指導要領で
    中学1,2年生対象に、必修授業として”武道”を取り
    入れることが通達され、この4月から実施される運び
    となった。 種目は、剣道、柔道、相撲の3種目。
     最初は「武道又はダンスの中から”選択”必修」と
    なっていたが、改訂され「武道とダンス」は選択で
    はなく”必修”となった。
    武道を学ぶ我々にとって大変うれしい朗報といえる。

     yahooの検索で文部科学省関連の頁を引いてみると
    52頁(1頁15項目前後ある)あるのに、このことに
    関する記事はたった2つしかない、それも簡単にだ。
     ところが、正規授業となる以上この種目の指導を
    される教諭には勿論経験のある先生があてられると
    思いきや、当然といえば当然なのだが、極めて少ない
    というのが現状。
     
     

     それならせめて子供の指導に慣れた在野の専門家を
    補助教員採用とか顧問として協力を仰げばよいと思う
    のだが、文部科学省の担当課に尋ねてみると、それは
    各地域の教育委員会、学校まかせで積極的に進めては
    いないという。そんなこと自分達で考えなさいという
    のかねェ。すぐ規制するくせに都合の良い時は自主性
    尊重?という訳。

     以前この武道教育実施案が中教審から発表された時
    このブログで私見を書いたが、剣道の防具購入費用も
    ままならぬ?くらいだから補助教員などの採用費用は
    まして捻出できないだろうと危惧せざるをえない。
     
     武道振興の為なら各地域の教育委員会を通してとは
    いわぬが、地域の各武道支部団体から無償で協力する
    ことなど難しいことではないと思うのだがネエ。

     
     先日NHKの”クロースアップ現代”で取上げていた。
    この素材は柔道だったが、実は文科省の有識者会議が
    今年2月3日武道の4月必修化実施に当たり、教諭向け
    柔道の「投げや受け身の際に、頭を打たない、打たせ
    ない」ために、「初心者に大外刈りをかけない」など
    注意事項を盛り込んだ安全指針をまとめている。
    これをネタにNHKは取り上げたようだ。

     先生に経験者が少ない、授業時間も月に1回?とか
    少ない上に、首に力を入れアゴを強く引いて倒れる等
    十分な受け身の指導が足りないまま、急いで技を教え
    てしまう指導のステップが早すぎて、生徒が十分受け
    身を取る技術が習得できないままに、大外刈や払腰等
    の大技(これが学習技に指定されている)をかけられ、
    頭部に怪我をする危険が十分あるのだ。
     ここでは中学の部活で死亡や大けがを負った事例を
    しょうかいしていたが・・・

     心伝会会員w七段(2月に昇段されたばかりだ)に
    よると、いま合気会では将来合気道が必修科目に採用
    されるのに備え研修を始めたという。
     
     そこでだ。指導をする先生方にいくら付け焼刃の
    技術指導をしたところで、そう簡単に武道は習得でき
    る訳がない。授業で生徒が肉体的危険を招きかねない
    状態を放置?しておくより、夫々の武道界に積極的に
    協力を求めたら良いと思うのだが・・・

    夫々の武道界は斯道振興のためなら喜んで協力体制を
    作ると思いますよ。








     
    | - | 17:16 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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