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真伝無外流居合兵道―塩川寶祥の武芸極意書
真伝無外流居合兵道―塩川寶祥の武芸極意書 (JUGEMレビュー »)
塩川 寶祥照成,岡崎 寶祥寛人,無外流居合道連盟
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武道への入門とは
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     あとわずかで今年も終わる。皆さんにはどんな一年だった
    でしょうか?
     東北大震災、大津波に加え福島原発事故。未だ尾を引いて
     終息を迎えそうにない。この寒空の中、被災者の皆さんを
    どう援護すればよいのか?それに加えてヨーロッパの財政
    危機、タイの大洪水による日本企業がもろに蒙った経済被害、
    あい変らず続く円高損害、来年とてどう好転するか先が見え
    ない。野田首相、民主党さんどうしてくれるんですか?

     
     災害ゴロゴロ大増幅、ドツボにはまってさあ大変、ドジョウ
    が出てきてコンイチハ。皆さん一緒にやりましょう。
     国民皆んな喜んでしばらく一緒に遊んだが、対策進まずサア
    大へん。国民泣いたり困ってる

     
     
    替え歌で寄り道している場合ではありません。本題に戻ります。

     武道をやっている皆さんはさすがにもう”稽古納め”をされた
    方がほとんどでしょうね。”稽古初め”は何時からですか?
     
     もう今年を振り返っての評価、反省は済ませましたか?
    それをべ−スに来年の目標、計画は進んでおりますか?
     よく”初心に帰る”といいます。武道にとってもとっても大事
    なことですよね。

     
     皆さんが最初に武道に入門されたときは何時でしたか?
    どんな形で、どんな心構えでは始められましたか?
     今回は武道の世界に”入門”するときのことについて書きます。

     
     記録に残っているもので古いのは、徳川家康が柳生石州斎に
    入門したときに出した「起請文誓紙」(”詞”ではなく”紙”の方
    を使っているものが多いですね(他流でもっと古いものや記録、
    こんな本に載ってるよ等ご存知の方は是非ご教示頂きたい)。
    それによると(以下読みやすいよう現代文に近く書き換える) 
     敬白起請文のこと(文禄3年(1594)5月3日)
      一、新陰流兵法相伝のこと
      一、印可なき以前は親子といえども他言すべからず 
      一、其方にたいし疎遠あるべからざること (以下 略)
    これは言ってみれば、将軍家康だから上から目線で奏文して
    いるが、本来師匠、宗家の側からの”下し文”が正しい言葉遣い
    でしょう。だからこの以降徳川将軍が柳生宗家に誓紙を入れる
    ことが慣例となり、六代家宣までこの誓紙を出しています。

     他の流儀の入門起請文誓紙も大体似たような文面のようです。
    ただこれから本論に入るに当たり必要な文面が随所に見られる
    のでいくつか抜き出し、紹介しておきましょう。

    直心影流では、
     
     一、朝暮心懸け、理に対し御為悪しき儀仕まじく候ば勿論、
     
       御口上仰せ聞かせ之なき以前他流と猥(濫)りに試み等
       仕るまじきこと
     一、相弟子の為稽古の儀につき口論仕まじきこと

    更にその”稽古法定”の中にある”五箇条の稽古心得”に、
     
     一、直しの儀は、相弟子の内にて一切直し申しまじく、此儀
       堅く相守るべきこと
     一、公私の障りこれあり、稽古勤めざる儀かまた流儀に合点
       参らず、他流の稽古を望む衆は旨趣相違し他流の稽古
       然るべき候
     
        勿論流儀修行、半途にて止め申しながら当流の是非の
       批判など申され候者は第一本意違い候間、大いなる落度
       たるべき候こと
    他の流儀にも似た文面はあるが主な主旨は出ているので、本論
    に入りたいが、最初に少し脱線したため長くなってしまった為
    以降は来年早々第二段を続けたいと思います。ご容赦下さい。

     今年一年拙文、駄文にも拘らず長らくお付き合い、お読み
     いただき感謝致しております。来年もよろしくお願い申し
     上げます。
            どうぞ良いお年をお迎えください。
     

    | - | 08:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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