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真伝無外流居合兵道―塩川寶祥の武芸極意書
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塩川 寶祥照成,岡崎 寶祥寛人,無外流居合道連盟
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リハビリと居合は重要な共通点?
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     本当は今回、”撞木足”について書こうと思っていたのだが、
    先日NHKで”リハビリ”に関するスバラシイ番組を偶然見て、
    武道(特に居合や剣道)と関係が深いんだナァと感じたので
    このことを忘れぬうちに先に紹介したいと思って書いてみる。

     人間は脳梗塞の後遺症などで半身麻痺となり、指などが
    使えなくなってしまうことがよくある。皆さん必死でリハビリを
    行うのだが、不幸なことに回復はナカナカ難しいようだ。
    しかも、6か月経ってしまうとほとんど神経や筋肉は回復力
    を失ってしまうと言われるそうだ。
     これを本人の必死の努力と周囲の支援で回復してゆく方も
    中にはおられる。

     私が知っている良い例は、昔巨人で活躍、弾丸ライナーで
    ホームランをレフトスタンドに叩き込み、四番打者候補だった
    強打者で外野手の吉村禎章選手がいる。
     彼は夏の北海道シリーズ、札幌円山球場で打球を追い、
    中井外野手と激突、膝の十字靭帯を断裂、大手術で接合を
    果たしたが、プロ野球選手として復活は不可能といわれた。
    しかし、彼は何としてももう一度グランドに立ちたい、このまま
    では終われぬとあらゆる治療法を試み、更に不屈の精神で
    痛く、辛い、厳しいリハビリに取り組み、最初は特殊ギブスの
    世話になったが後には自分の足だけで走り、守り、もちろん
    打って見事復活。引退後は巨人の打撃コーチにまでなった。

     しかし、こういう人は稀で大概は挫折し、つらい日々を送る
    方が多いと聞く。その原因は、病院や整体治療院などのやり
    方や支援、知識不足もあるようだが、本人が辛いリハビリに
    がんばりきれないことも多いと聞く。
     これを魔法のようなマッサージで回復させている先生が
    おられる。鹿児島大学の川平教授だ。

     そのポイントとは、ものを挟んだり、掴んだりする指と手首
    の動きを開発した筋や筋肉の回復揉み療治やマッサージで
    驚くほどの回復がみられるのを見せてくれたのだ。
     その方法とは、肘から先の前腕部にある上側筋&筋肉を
    を丹念に揉みほぐし、マッサージを繰り返してゆくと驚くべき
    効果が表れ、ほとんど動かずにいた、ものを掴んだり、挟む
    親指と人差し指や手首が動き、ものを掴んだり摘まんだり
    できるまでに回復するのだ。

     詳細は川平教授に聞かれるか、何か調べて頂きたい。
    では、何が居合や剣道と関係があるというのか?
     それは揉み療治やマッサージをする箇所は、我々が一番
    日頃遣い、鍛えてもいる前腕部の筋と筋肉が関係している。
     ご存じと思うが、我々は親指と人差し指、中指を動かす筋
    は、前腕部の下側筋、小指と薬指は上側の筋となっている。
    ご存じない方は反対の手で摘まみ、指を動かしてみると良く
    わかるはずだ。

     居合では、左腕の小指と薬指を良く締め、最後に親指を
    締めこむ。重い刀を振ったり、斬るときに重要な筋と筋肉だ。
    もちろん右片手斬りは右手になるが。
     一方、刀で突いたり、剣道で竹刀を打ち延ばすときには
    親指、中指を上から抑え伸ばすように絞り込む筋と筋肉を
    遣うことになる。
     この場合も小指と薬指の締め込みをおろそかにすると手
    の内の締りが悪くなり刀や竹刀がブレ、正確な点への突き
    や竹刀の伸びと押し込みが活きなくなる。

     我々は知らず知らず(リハビリ強化の為の、イヤリハビリ
    が必要にならないための)強化訓練を常日頃からしている
    ことになる。 皆さん、稽古に励みましょうゾ。


     
      
    | - | 14:52 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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