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真伝無外流居合兵道―塩川寶祥の武芸極意書
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塩川 寶祥照成,岡崎 寶祥寛人,無外流居合道連盟
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横一文字の抜きつけのコツ
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      今年の夏は暑さと涼しさが不揃いで、その上地震の多さ、
    ”地震王国”とはいうものの、これほど長期間続いたことが
    あったろうか?70余年生きてきたが記憶に無い。

     さて、最近の居合の稽古で一寸気になることがあったので、
    書いてみたい。
     
     ”横一文字”斬りの抜きつけだが、水平に速く、強く刀を振
    ろうと意識してのことだろうが、最初の鞘離れの際柄頭が
    ツイ右体側に向かって出て行ってしまう者がいる。
    こうすると剣先が遅れ気味になるし、鯉口から抜けた瞬間に
    低めにでるし正しい横一文字となり難い。

     そこで、私は柄頭を水月に向かって突き当てるつもりで抜
    き出した瞬間、小指、薬指を締めつつその手で当て身をする
    つもりでヒジ、手首の形を変えずに振り、剣先を敵に切り
    つけるように振れと説明している。

     では他流ではどう指導しているのだろうか?
    私は此の流儀の指導を受けたことはないのでものの本による
    が、無双直伝英信流下村派(中山博道先生の英信流形の源流
    といわれる、もう一つは谷村派)は正対から半身になる瞬間
    鞘を返し、その強さで剣先を素早く強く敵に抜きつけると
    いう。(谷村はの抜きつけは、現在我々無外流が行っている
    ほぼ正対した体構え)

     英信流の二十代河野百錬先生は「鯉口の放れ際の一瞬に
    斬りつける」と説かれ、同流の岩田憲一居合道藩士によると
    「前方からかかってくる敵の胸部に、柄頭が向かうようにし
    攻めて抜き出す。抜きかけの柄頭は体の中心から敵の中心に
    向けて抜くのが正しい」と書かれている。

     流儀によっては違う指導をされているところがあろうが、
    私の横一文字の抜きつけと同じ指導をされているところが
    あるのだなと得心した次第である。

     少し長くなるが、先日大学時代の弓道部の後輩が全日本
    弓道連盟から九段位を授与されたとの挨拶状を頂いた。
    (彼は昨年全弓連の副会長にも就任している)多分70歳
    目前と思うが、若くして?の推薦授与立派なものだ。

     その記念品に、祖母森川りうさんの小奇麗な体裁の詩集
    (箴言集といった方が良いかもしれない)が贈られてきた。
    彼が座右の銘にしているものを製本したそうだが、中々の
    名言、格言ともいえる含蓄のある珠玉の至言が並んでいる。
    心にかかった二、三句を紹介しておこう。

    これから通る 今日の道、新しい道、通り直しの出来ぬ道

    勝つ人は強いが、ゆずる人はさらに強い

    長所はうぬぼれると短所になる、短所は自覚すれば長所に
     
     
     
     
    | - | 15:57 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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